オーセンティックバーのマナーは?プロ意識から考える
新潟駅前のオーセンティックバー・バーマルコウにweb担が打ち合わせに来ています。
オーセンティックバーとは何?ショットバーとの違いは?のところで、オーセンティックバーとは、カウンターがあって、専門の知識を持ったバーテンダーがいて、お酒と静かな雰囲気を楽しむ本格的なバーであることを教えてもらいました。
今回はもうちょっと深いところを聞きたいのですけど。
いいですよ。どんなことでしょう。
オーセンティックバーは接待を伴う飲食店?のところで、オーセンティックバーの職業分類について記事をまとめたんですけど、その中に登場する、カクテル文化振興会さんと日本バーテンダー協会さんと日本ホテルバーメンズ協会さんの連名で国に提出された要望書を読んでいたんですよ。
そしたらこんなことが書いてありました。
カクテル文化振興会HP 「2021/05/11 内閣官房 新型コロナウイルス感染症対策推進室へ要望書提出」pdf より
そもそもオーセンティックバーにおいては、コロナ以前から人数制限を行う店舗も多く、BGM音量も控えめで、大きい声を出す顧客には注意を促すといったようなことは日常的に行われてきていたことでありますし、
オーセンティックバーは、酒を飲んで大声出して静っ払うのが目的の空間ではありません。
むしろ、飲みすぎないようにその場を仕切るのがバーテンダーの責務と考えており、もう一杯提供しない勇気を持って、場を制御できてはじめて仕事だという精神で日常の仕事に臨んでいる職業です。
これ読んで、オーセンティックバーのバーテンダーってカッコイイ!って思っちゃいました。世の中のオーセンティックバーってこんな感じになってるんですね。
マスターはどう思われますか?
確かに、声のボリュームについては大きければ注意することもありますね。
あと、会話内容についても、他のお客さまに聞こえて不快な気分にさせる場合は注意しますね。他に誰もお客さまがいない場合はいいのですが。
オーセンティックバーでは、大声を出して騒いだり下品なことを言ったりしてマナーを守れないお客は注意の対象になるんですね。この点は居酒屋や他のバーとは大きく違うところなのかも。
うちの店が好きで、店のことを理解して来てくれている人達を守るためにも、他の店では許容されることでもうちの店ではNGってこともあるかもしれませんね。
酔っ払いにお酒をどんどん飲ませればたくさんお金が取れると思うんですが、オーセンティックバーではそんな行いは邪道なんですね。さすがです。
酔うためにお酒は提供していますが、酔っぱらうのは好きではありませんね。なのでお酒を頼まれても出さないこともあります。
おおーっ、カッコイイ発言!
先日もありましたよ。
入店してきた時点で少し酔ってるなとは思ったのですが、しばらくすると他のお客さまの迷惑になりそうな言動になってきたので、おかわりの注文は断って帰っていただきました。
何か嫌なことがあったから、酔っ払って忘れたかったのかな?
嫌な事があったからって、酔っぱらって他のお客さまに迷惑をかけられては困ります。(キッパリ)
女性客にとっては特にありがたいポリシーですね。それを聞いたら一人でも安心してバーで楽しめそう。
バーでの唯一の決まり事は「他人に迷惑をかけない」ことです。
これだけは絶対守っていただきたいですね。
ルールを守って、楽しくカッコよく飲みましょう♪